肩こりや腰痛などで整体を受けても
「時間がたてば症状が戻ってしまう」と
不安に思われる方も多いのではないでしょうか?
そこで整体を受けた後の良い状態を
少しでも長く維持できるセルフケアについて
詳しく解説していきたいと思います。
整体後の身体の変化
身体の歪み改善・血流促進
整体後の身体は歪みが改善されるので
血液の流れが良くなります。
つまり歪みの改善と血流促進により、
『肩こり・疲労回復・腰痛・頭痛
姿勢が良くなる・冷え性・むくみ・ストレス』
などの症状が緩和されます。
身体が動きやすくなる
さらに全身の骨格の歪みを整えるので
身体が動きやすくなります。
身体が動きやすいと
“疲れにくく”“疲れが取れやすく”なりますので
疲労をためにくい身体になり
体調の良い状態が持続します。
さらに身体の状態が良くなることで、
今まで我慢してきた運動など
好きなことが楽しめるようになるため、
ストレスも無くなることで、
より良い体調を維持することが出来るようになります。
効果を持続するために大切なこと
体の歪みにつながる習慣を減らす事
効果が持続する期間は、
通い始めたばかりでは一週間前後と言われていますが、
人によっては施術を受けた翌日から
3日ほどで、戻る人もいます。
これは、生活習慣や身体の使い方、癖
などによって違ってきます。
そこで、なるべく効果を長く持続させるための
注意点についてお伝えしていきます。
効果を持続させる為には
体の歪みにつながる習慣を減らす事が
大切になってきます。
姿勢に気を付ける
施術を受けた体は、日ごろの習慣で
動かなくなっていたり固くなっている関節などを
動かすため筋肉や靭帯がとても緩んでいますので
悪い姿勢をすると効果が長続きしなくなってしまいます。
そこで座る・歩くときの姿勢に気をつけ
同じ姿勢を続けないようにしましょう。
例えば、
*横座りやあぐらをかく
*柔らかいソファーに長時間座る
*肘まくら
*テレビ・パソコンを見る時の姿勢
と言ったことに気を付けるだけでも効果が持続します。
またバッグを持つ際、いつも持つ方と逆側で持つ、
といったことを心掛けることも大切になります。
この様に施術の効果を少しでも長持ちさせるためには
生活習慣を根本から改善することが重要と言えます。
整体後の注意点
施術後は以下のようなことに気を付けましょう。
水分補給
施術後は、副交感神経の働きが高まり、
体内に溜まった老廃物や疲労物質の排泄が
促されますので水分補給をして
老廃物の排泄をサポートしましょう。
当日はアルコール禁止
せっかく整体によって高まった副交感神経の働きを、
アルコールを摂取することで
交感神経が優位に働くようになり低下させてしまいます。
施術を受けた当日はお酒を控え、
しっかりと水分補給をしましょう。
軽い運動と十分な睡眠
整体を受けた直後は体が軽くなり、
関節の可動域が広がっていますので、
思う存分動きたくなる人もいるかと思います。
しかし、ここで筋力トレーニングやダッシュなど、
激しい無酸素運動をすると交感神経優位の状態になり
筋肉を傷めてしまいますので、
激しい運動は避け、ウォーキングなど軽い運動にしましょう。
後はできるだけ早めに就寝して十分な睡眠をとりましょう。
整体後の気になる症状
眠くなる
施術後は緊張している体の状態をやわらかくしますので
副交感神経が優位となりリラックスした状態になります。
つまり体が良い反応を起こしているため
『眠くなる』といったことが
起きる場合がありますので、横になることが可能であれば、
30分でも1時間でも良いので寝るようにしましょう。
筋肉痛のような痛みやだるみがある
施術後、一時的に痛みが強くなったり、
だるみが出て状態が悪化したように
感じられることがあります。
これは今まで使わなかった
筋肉や関節を動かすため
普段使っていない部分が動いてくることで
起きる症状になります。
つまり普段はほとんど動かさなかった筋肉を
強制的に動かしたことで、
強い疲労感を覚えることもありますが、
激しい運動をした後の状態だと考えれば、
状態が落ち着くまで様子を見ることをおすすめします。
この様な症状は、身体が回復する時に出る好転反応で
2、3日で治まりますので心配はありませんが、
不安な場合は遠慮なくお問い合わせください。
好転反応とは?
好転反応とは、あなたの体が自然なバランスを
取り戻そうとしていることを言います。
施術を受けた後の好転反応の期間は
体を温めてゆっくり休ませて、
自然なバランスを取り戻せるようにしましょう。
体を内側から温める効果のある飲み物としては
下のような食べものや飲み物でがありますので
内側と外側から温めてゆっくり休みましょう。
《体を温める食材・飲み物》
・ハチミツ生姜ドリンク、紅茶
・ネギ
・ごぼう、人参、レンコンなどの根菜
逆に好転反応期間中には
体の冷える食材は控えるようにしましょう。
《体を冷やす食材・飲み物》
・トマトやキュウリなどの夏の野菜
・アイスなど冷たい食べ物
また体のだるさや熱っぽさを薬で抑えてしまうと
体が自然なバランスを取り戻そうとしているのを
妨げてしまう可能性がありますので、
薬の服用などは避けて
体の自然なバランスに任せるようにしましょう。
まとめ
以上のようなことを気を付けることで、
効果も持続しますので
施術後のセルフケアを適切に行うようにしてください。
また疑問点などありましたら遠慮なくお問い合わせください。