東住吉区「koharuはり灸整骨院」で根本改善

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足やお尻が下にきている状態のことを逆子と言います。

お腹の赤ちゃんの成長や健康も大切ですが
同時に赤ちゃんの頭の向きも大切な情報になります。

 

ここでは、そんな逆子の姿勢やデメリットについて
お伝えしていきます。

 

逆子の種類

逆子は、赤ちゃんの姿勢によって
以下の種類があります。

 

単殿位(たんでんい)

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胎児が子宮内で、お尻を下にして
Ⅴ字のようになっている状態
逆子の8割はこの胎位で、経腟分娩も可能です。

しかし初産の場合は
帝王切開の適応になる事がほとんどです。

 

複殿位(ふくでんい)

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胎児が子宮内であぐらをかいている状態です。

経腟分娩も可能ですが、
足とお尻が一緒に産道を通るときに
頭より幅が大きくなってしまうため、

自然分娩が難しく、
場合によっては緊急帝王切開になることがあります。

 

足位(そくい)

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胎児が子宮内で立っている状態で、
両足で立った姿勢の「全足位」と、
片足で立った姿勢の「不全足位」に分かれます。

分娩時は足から先に出て、頭が最後に出るため
危険をともなうので、帝王切開の適応となります。

 

膝位(しつい)

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胎児が子宮内でひざをついている状態で、
両ひざをついた「全膝位」と、
片ひざをついた「不全膝位」があります。

足位と同様帝王切開の適応になります。

 

横位(おうい)

 

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胎児が横向きの姿勢になっている状態です。

分娩時に肩や手から出てくることになりますが
これ以上に大きい頭は産道を通れないので、
帝王切開での出産になります。

 

この様に逆子にも色々な種類がありますが

お尻が一番下にある姿勢が75%
足が一番下にある姿勢が24%程度で、
まれに膝が一番下にくる姿勢もあると言われています。

 

逆子のデメリット

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妊娠35週を過ぎると逆子が、
自然に正しい位置に戻る可能性は低くなり
逆子のままで出産を迎える可能性が高くなります。

 

逆子だからと言って
母体や胎児自体の発育に問題はありませんが
逆子の危険は出産時に影響してきます。

 

その場合、どのようなリスクがあるのか・・・。

 

通常頭から生まれてくるのであれば
体の一部が産道に引っかかることはありませんが

逆子のまま出産を迎えると赤ちゃんの足のつま先や
膝で子宮口付近を圧迫しやすく、破水しやすくなります

破水をしてしまうと胎児は肺呼吸へと切り替えるので
頭が子宮内に残った状態では酸欠状態となり
新生児仮死や後遺症を引き起こすリスクが高まります。

 

更にへその緒が先に出てしまうと、
へその緒の血液の流れが途絶えることで
胎児に酸素や栄養を届けることができなくなります。

この様な場合は危険な状態になるリスクが高まるため
即座に帝王切開による出産が行われることになります。

 

また逆子の場合、足やお尻から生まれてくる事になる為
産道に足や腕が引っかかることで、
赤ちゃんの鎖骨や腕の骨が折れたり、
出産に時間がかかることになります。

 

まとめ

原因によって逆子を回避できない場合も
あるかもしれません。

逆子になってしまうと不安になるでしょうが
日々体を冷やさないといった生活習慣
逆子体操、簡単なツボ押しなど
自分で簡単にできる、逆子対策をとることも大切です。

 

逆子が治らなくて焦ってしまう事もあるかもしれませんが、
自分にできることから始め、

逆子に効果的なはり灸などに頼り
気長に取り組むことも大切かと思います。

逆子で不安を抱えている方は
いつでも当院にご相談ください。

 

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