骨盤のゆがみに効果的なのは、
骨盤まわりの筋肉を伸ばし、柔らかくすること。
これから紹介するストレッチを
無理のない範囲で継続してみましょう。
ストレッチの前に
ストレッチを行う上で注意しなければいけない事が
何点かありますので、これらの事に気を付けながら
行ってください。
ストレッチを行う前の注意点
※無理に行うと症状が悪化する恐れがありますので
無理しないようにしましょう。
※ストレッチをして痛い場合は、
痛みを我慢するのではなく
筋肉が伸びて気持ちいい所で止めるようにしましょう。
※痛みがあり、ストレッチの姿勢が出来ない場合は
中断しましょう。
ストレッチを行う時のポイント
*動作はゆっくりと息を止めずに行いましょう。
*息を吐きながら伸ばし、
伸びている筋肉を意識しましょう。
骨盤矯正ストレッチ
では、ここから3つのストレッチを紹介していきます。
呼吸を止めずに、大きくゆっくり、
リラックスして行う事がポイントです。
①骨盤を回すストレッチ
立ったまま行うストレッチです。
簡単なストレッチですが
骨盤の歪みをリセットする効果が期待できます。
《やりかた》
脚を骨盤の幅に開き、膝を緩め、骨盤を意識して
大きく円を描くように左右30回廻しましょう。
②太ももストレッチ
太ももストレッチも、立ったまま行います。
骨盤が前に傾いていると、太ももの前側が
硬くなっている場合があります。
ストレッチをして太ももの筋肉をほぐしましょう。
《やりかた》
- 両脚で立った状態から、右手で右足の甲を持つ
- 右足のかかとをお尻に近づける
- お腹に力を入れ、そのまま10秒間キープする
- 左脚も同様に行う
- 左右1回ずつを1セットとし、3~5回行う
片足で立つのが難しい人は
壁などに手をついて行うようにしましょう。
③お尻歩きストレッチ
このストレッチは
骨盤まわりの筋肉を緩め、骨盤の歪みを正し
腰痛予防にもなります。
腰からお尻全体を使って行いましょう。
❶背筋を伸ばして腰をしっかり立て、
脚を伸ばして座ります。
➋ウォーキングのときのように腕を振り
踵を前に押し出すように
前へお尻で5歩くらい歩きます。
この時、なるべく脚の力は抜いて
お尻だけを使うようにしましょう。
難しく感じる場合は
少しひざを曲げると歩きやすくなります。
❸次は後ろの方にお尻で5歩くらい歩きます。
前進よりやりにくいかもしれませんが
回数を重ねる毎に少しずつ出来るようになりますので
毎日続けましょう。
骨盤が歪む原因
骨盤が歪む原因は日常生活の中にたくさんあります。
日ごろから下記のようなことに気を付けて
過ごしましょう。
※カバンを持つとき、いつも同じ方の手だけで
持たない
※椅子に座った時足を組まない
※左右どちらかに重心をかけて立たない
※なるべくハイヒールを履かない
※うつ伏せで寝ない
まとめ
ストレッチは継続的にやることに意味があるので、
なるべく簡単で、~しながら・・・できるものを
紹介しました。
当院では具体的な対策・ストレッチ方法なども
お伝えし鍼灸治療も行っていますので
お困りのことがあれば一度ご相談ください。