今や国民病ともいわれる肩こり。
二足歩行の人間は、重たい頭をささえるために
肩こりが生じやすくなっています。
また、現代人はパソコンやスマホなどを使うため
首や肩に大きな負担がかかってしまっています。
そこで、つらい症状を少しでも軽くするために
日常生活の中で簡単に取り入れられる
自分で出来るツボ押しを
ご紹介していきたいとおもいます。
肩凝りに効果的な手にあるツボ
合谷(ごうこく)
※場所
手の甲の側で親指と人差し指の骨が交わる手前の、
人差し指側にあります。
※押し方
ツボを反対側の親指で15秒程度
痛気持ち良い程度の強さで10回程押しましょう。
後渓(こうけい)
※場所
手の小指側の側面にあり、手を握ったとき、
小指の付け根部分にできる
しわの先端部の近くにあります。
このツボは肩こり以外にも
*目の疲れ
*うつなどの精神疾患
にも効果的です。
※押し方
反対側の親指で少し力を入れてゆっくり指圧するか
爪楊枝などで刺激しても良いかと思います。
1回15秒程度
痛気持ち良い程度の強さで10回程押しましょう。
手三里
※場所
肘を曲げた時に出来るしわから
手首に向かって指3本分いったところにあります。
※押し方
腕を掴むようにして、そのまま親指で垂直に
1回15秒程度
痛気持ち良い程度の強さで10回程押しましょう。
押す力は他のつぼより弱めにしましょう。
肩凝りに効果的な肩・首にあるツボ
肩井(けんせい)
別名“肩こり特効のつぼ”と呼ばれ
井戸のようにエネルギーが出ることから
名づけられたツボです。
肩周りの血行を良くする効果があります。
※場所
首の真ん中と肩の端の中間にあるツボです。
腕を上げると肩にくぼみができますので、
その中央あたりがツボになります。
※押し方
中指をつぼにあて、その場所を包むようにして
四指で押します。
天柱(てんちゅう)
頭部(天)を支える柱という意味のつぼで、
効果として
*自律神経を整える働きがあります
*頭痛や肩こり
*目の疲れ
等があります。
※場所
後頭部の髪の生え際で、2本の太い筋肉に挟まれた
くぼみから左右へ親指1本分外側にあります。
※押し方
頭を鷲掴みにして、親指で押しましょう。
つぼの押し方のコツ
押す強さ
痛いほど強く押し過ぎると
炎症を引き起こす可能性があります。
痛いけれど気持ちがいいと感じるくらいの力で
行うようにしましょう。
押す時間
強さではなく回数で調整しましょう。
つぼ押しは一度に長時間行わないようにしてください。
痛気持ち良く感じられる強さで、
押す時間は15秒以内で10セット。
1日に多くとも3回程度、押すようにしましょう。
まとめ
如何でしたか?
自分で簡単に出来るツボ押しについて
お伝えしました。
1時間に一度は休憩を取るようにして
その時間にツボ押ししてみてくださいね。