『ぽっこりお腹をどうにかしたい！』

と考えて、
無理な食事制限や、過剰な運動をしていませんか？

でもなぜだかお腹がへこまない・・・

それは、もしかすると
骨盤の歪みが原因かもしれません。

つまり、ぽっこりお腹の改善には、
適切な運動や食事も大事ですが、
骨盤のゆがみや位置に目を向ける事も大切になります。

骨盤が前に傾いていると、背中が反った姿勢になるので
お腹が前に突き出てしまいます。

また、骨盤が後ろに傾いていると、
猫背になってしまい下腹だけがぽっこり出てしまいます。

このように姿勢によって、
お腹が出て実際以上に太った印象になってしまします。

骨盤の歪みの原因

骨盤が前に傾いていたり後ろに傾いてしまう原因は
一つではなく、
それぞれ生活習慣などが原因として挙げられます。

骨盤前傾の原因

骨盤が前傾すると反り腰になってしまいます。

原因として考えられるのは・・・

※長時間ヒールの高い靴を履いている。

ヒールの高い靴を履くと前のめりの姿勢になる為
無意識に体を後ろに反らせてしまい
骨盤が前に傾く原因になります。

※妊娠してお腹が出た状態

妊娠してお腹が出た状態で歩くときも、
身体が前に倒れるのを防ぐために
身体を反らした状態で歩いています。

出産した後もその姿勢が癖になり
骨盤が前傾すると言われています。

骨盤が前に傾いたままの姿勢でいると
使われなくなる筋肉が衰え、
そのため骨盤がますます前傾になってしまいます。

骨盤後傾の原因

骨盤が後傾すると猫背になります。

原因として考えられるのは・・・

※長時間のデスクワーク

長時間座り姿勢を続けると、途中で疲れて、
背もたれに背中を預けて座っていませんか？

この様な座り方をしていると、
骨盤が後ろに傾いてしまいます。

※下半身の筋力低下

長く座る生活を続けると、運動不足になりがちで
腰を支える下半身の筋力も低下してしまいます。

これも、
骨盤が後ろに傾いてしまう原因の一つになっています。

つまり骨盤が後に傾くと、猫背になるため
下腹だけがぽっこり出て、更に巻き肩にもなるため
呼吸も浅くなります。

生活習慣

骨盤のゆがみを生み出す生活習慣は
下記のようなものになります。

＊食べ物は片方の奥歯で噛む
＊つい腕組みをしてしまう
＊重い荷物を片手で持つ
＊椅子に浅く座るのがクセ
＊立っている時に、片方の足に体重をかけている

などがあります。

当てはまる項目が1〜3個ある方は、
骨盤を歪ませている可能性ありますので
気を付けましょう。

骨盤ゆがみの簡単な調べ方

骨盤ゆがみチェック

あお向けになって足を揃え、
足の力を抜いたときに左右の足の向きが、
きれいな「Vの字」で開いているのが理想的です。

★NGな向きは・・・・

◎両足のつま先が内側に傾いている

◎つま先が極端に外側に開いている

◎左右のどちらかだけが倒れている

といった場合などは、
骨盤にゆがみが生じている可能性が考えられます。

如何でしたか？

あなたの骨盤は大丈夫でしょうか？

ぽっこりお腹に効く骨盤ストレッチ

ここではポッコリお腹に効果的な
ストレッチを紹介します。

①脚を開いて座り、左ひざを曲げて
左足裏を右脚の内ももにつけます。

つま先は上に向けましょう。

②右足つま先に向かって両手を伸ばし
この姿勢で10秒キープします。

この時左のわき腹をしっかり伸ばしましょう。

③反対側も同様に行います。

初めはつま先に触れなくても、大丈夫です。

内もも・わき腹・背中が伸びていることを
感じながら行いましょう。

伸ばすときはゆっくり息を吐きながら行いましょう。

1セットは左右交互に5回ずつ、
これを2セット行いましょう。

まとめ

いかがでしたか？

骨盤まわりは普段意識をする事がない部分なので
このような簡単なストレッチで効果を出すことができます。

普段は運動をしないという方でも、
毎日少しずつでも実践して
ポッコリお腹を解消しましょう！