東住吉区「koharuはり灸整骨院」で根本改善

a82b3696517cad3e5f31aa1ee67e26170a9e14ff

四十肩・五十肩も肩こりも、
痛みがあるのは同じ肩周辺なので、
区別がつきづらい症状と言えます。

四十肩・五十肩の初期症状は、
痛みがわずかしか伴わない為、
肩こりとの区別が難しいと言えます。

 

では、四十肩、五十肩と肩こりはどのように違うのか・・・

詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

四十肩・五十肩と肩こりの違い

結論から言いますと、

*肩こりは「筋肉疲労による痛み」
*四十肩や五十肩は「炎症」

になります。

 

肩凝りの特徴

肩

肩こりは筋肉の緊張からくる、
首から肩にかけての筋肉疲労により
血液循環が悪化して張りや痛みを引き起こします。

 

原因として

*習慣化した姿勢の悪さ
*運動不足
*ストレス

などがあります。

 

痛みの範囲は、
首の後ろから背中にかけて幅広い部位ですが
多少痛くても肩を自由に動かすことはできます。

 

四十肩、五十肩の特徴

肩

四十肩・五十肩の特徴は、
特にきっかけもないのに肩がひどく痛くなり
次第に痛みが増していくことです。

 

はっきりとした原因は分かっていませんが、
老化などにより、肩関節に炎症が起こり
痛みが生じると言われています。

 

その為、中年以降に発症する事が多く
痛みで腕が上がりにくかったり、
腕の可動域が制限されたりします。

 

さらに長年にわたって

*長時間同じ姿勢で作業する
*関節を酷使する日常生活を送っている

といった方は注意が必要です。

 

痛みの違い

肩こりは幅広い部位が痛くなるのに対して
四十肩・五十肩の痛みは左右どちらか
肩関節の周囲に限られるといった違いもあります。

また四十肩・五十肩は痛みだけでなく
肩関節の運動制限を伴うため、始めのうちは、
髪をとかす動作や後ろに手を回すなどの動作
つらくなってきます。


さらに悪化すると夜寝ているときに痛くなる

「夜間痛」が起こり、
痛みのために寝返りがうてない、
眠れないなどの症状が出る場合もあります。

 

殆どの人が、半年から1年で自然に治りますが、
治療も何もせず放置してしまうと、
関節の周囲が硬くなる
“肩関節拘縮(こうしゅく)”を起こして
肩を動かせる範囲が著しく狭くなります。

 

ひどい拘縮になってしまうと
リハビリで元に戻すことはとても難しく
手術が必要になる場合もあります。

 

四十肩・五十肩の症状の進行

410px-Children27s_pain_scale

症状の進行状態は、大きく3段階に分けられ、
適切な治療を受けた場合は、通常半年程度、
症状が重い場合も1年程度で改善して行きます。

 

しかし、治療を受けないと、関節の周囲が硬くなる
“肩関節拘縮(こうしゅく)”を起こし
関節可動域が狭いまま固定され、
腕の動きの制限が残ってしまう場合もあります。

 

急性期

column_blog0071_img01_1

発症して数週間から2か月程度で
肩関節で無菌性の炎症が起こっている状態で
炎症が最も強い時期になります。

痛みは肩と腕全体に生じます。

 

症状として

*腕を動かすと痛みが強く出る
*服の着替えで苦労する
*痛みのある方を下にして寝れない

などがあります。


痛みのために寝返りがうてない、

眠れないなどの夜寝ているときに痛くなる
「夜間痛」が起こるのもこの時期です。

 

慢性期

2005-T_shijukata_main

痛みがありつつも安静時には痛みを感じない時期です。

この時期は急性期に関節が炎症を起こした後で、
肩関節周囲組織の癒着が起こり、
関節可動域が狭くなり運動範囲が制限されます。

 

そのため、
腕が上がらない症状はこの時期に一番強く感じ
腕を後ろに回したり、
まっすぐ前に向けて肩の高さに上げると痛みが強く出ます

しかし痛みがあるからと何もしないでいると、
動かなくなりますので肩関節運動が重要になります。

 

回復期

治療開始に伴い徐々に筋肉の硬さが改善され、
痛みも減り、少しずつ腕を動かせるようになります。

回復するまで、数か月から半年、
重症の場合は1年くらいかかることもあります。

 

まとめ

四十肩・五十肩と肩こりの違いは
四十肩・五十肩は”肩関節の炎症”であり、
肩こりは、筋肉疲労や血行不良などによる
“筋肉の痛み”根本的に異なります。

 

また肩がどの程度動くかで単なる肩こりなのか、
四十肩や五十肩なのかを区別できますので、
自己診断するのではなく、きちんと専門の治療を受けましょう。

 

東住吉区「koharuはり灸整骨院」田辺駅・南田辺駅7分 PAGETOP